公的年金の基本
日本の公的年金は主に2種類。
| 年金 | 対象 |
|---|---|
| 国民年金 | 学生・自営業・無職など |
| 厚生年金 | 会社員・公務員 |
加入年齢
| 年齢 | 状態 |
|---|---|
| 0〜19歳 | 年金制度の外 |
| 20〜59歳 | 国民年金に加入 |
| 60〜64歳 | 任意加入 |
学生も 20歳になると国民年金に加入する。
障害年金の種類
病気や障害で働くことが難しい場合に支給される年金。
| 年金 | 条件 |
|---|---|
| 障害基礎年金 | 国民年金 |
| 障害厚生年金 | 厚生年金 |
特徴
障害厚生年金は
- 金額が多い
- 報酬比例部分がある
- 配偶者加算などがある
つまり 厚生年金の方が手厚い制度。
初診日ルール
障害年金で最も重要なのが 初診日。
初診日
= その病気で 最初に医療機関を受診した日
例
-
うつ病で初めて精神科に行った日
-
発達障害で最初に相談した日
年金の種類は初診日で決まる
| 初診時の状態 | 年金 |
|---|---|
| 20歳未満 | 障害基礎年金 |
| 学生・自営業(国民年金) | 障害基礎年金 |
| 会社員(厚生年金) | 障害厚生年金 + 基礎年金 |
重要
後から職業が変わっても初診日は変わらない。
20歳未満の場合(20歳前傷病)
初診日が20歳未満の場合
20歳前傷病
として扱われる。
特徴
- 保険料を払っていなくても対象になる可能性
- 対象は 障害基礎年金のみ
例
ケース1 学生のとき初診
- 20歳 学生 → 初診
- 25歳 会社員
- 30歳 症状悪化
結果
障害基礎年金のみ
ケース2 社会人になってから初診
- 20歳 学生
- 25歳 会社員
- 26歳 初診
結果
障害厚生年金 + 基礎年金
ケース3 10代で初診
- 17歳 初診
- 22歳 症状悪化
結果
20歳前傷病として障害基礎年金
病気が後から悪化した場合
初診から時間が経っていても申請できる。
判定タイミング
- 障害認定日
初診から 1年6ヶ月後
または
- 事後重症請求
後から症状が悪化した場合
保険の考え方
この制度は 保険の仕組みで作られている。
基本ルール
加入している期間に起きた事故だけ対象
そのため
- 厚生年金加入前に発症
- → 厚生年金の対象にならない
| 初診 | 年金 |
|---|---|
| 20歳未満 | 障害基礎年金(20歳前傷病) |
| 学生・自営業 | 障害基礎年金 |
| 会社員 | 障害厚生年金 + 基礎年金 |