サピエ図書館とは、視覚障がい者や活字による読書が困難な人を対象とした、点字図書や録音図書の全国的な情報提供ネットワークシステムです。利用者は、全国の加盟施設・団体が製作・所蔵する図書目録を検索したり、点字や音声(デイジーデータなど)の図書をインターネットからダウンロードして利用したりできます。
https://x.com/guredora403/status/1766801461017706706
日本の「サピエ図書館」概要
まず、比較対象として日本のサービスについて整理します。
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「サピエ図書館」は、活字による読書が困難な方(視覚障害・活字障害など)を対象に、点字図書・録音図書・デイジー形式データなどをインターネット経由で提供するネットワーク図書館です。 ([Lighthouse Japan][1])
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登録制で、会員になると自宅からダウンロード・利用できる点字・音声データが多数あります。 ([社会福祉法人 新潟県視覚障害者福祉協会 にいがたアイサポートセンター][2])
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約80万タイトル以上、点字データ・音声データ等が収録されているという情報もあります。 ([Naiiv][3])
海外での類似サービス例
いくつか国・地域で、同様に「印刷された文字が読みにくい人」向け図書・音声サービスが提供されています。
・米国: National Library Service for the Blind and Print Disabled (NLS)
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アメリカの連邦図書館である Library of Congress が実施する、盲人・活字を読みづらい人向けの無料サービス。 ([The Library of Congress][4])
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点字・録音図書を郵送あるいはダウンロードで提供。オンラインのカタログとダウンロードサービス(BARD)もあります。 ([Wikipedia][5])
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登録要件や提供範囲等に国別の制限があります。 ([Wikipedia][5])
・英国/イギリス: Royal National Institute of Blind People (RNIB) の「Talking Books」サービス
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視覚障害や判読困難な印刷物を読む人に、オーディオ・点字・大字(大きな字体)などの形式で本を提供。 ([RNIB][6])
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無料で利用できるサービスとして、多数のタイトルをデジタル形式または郵送形式で貸し出しています。 ([Reading Sight][7])
・その他の国・地域も
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英国では、地域の図書館サービスが「視覚・印刷障害のある人向けライブラリーサービス」を提供しています。 ([Cambridgeshire County Council][8])
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また、アクセシブルな電子図書・点字変換サービスなども欧州で展開されており(例:RoboBraille)参照できます。 ([Wikipedia][9]