Big Five

人間の性格を5つの主要な次元で説明する心理モデル。

特性	日本語	主な特徴	テクノロジーとの関係
O (Openness)	開放性	新しい経験やアイデアに寛容	新技術の早期採用、AR/VR・生成AIなどへの好奇心
C (Conscientiousness)	誠実性	計画性・責任感が強い	タスク管理アプリ・生産性ツールを好む傾向
E (Extraversion)	外向性	社交的・エネルギッシュ	SNS・チャットアプリの利用頻度が高い
A (Agreeableness)	協調性	他者との調和を重視	コミュニティ設計や協働ツールの使いやすさに敏感
N (Neuroticism)	神経症傾向	不安・感情変動が大きい	SNS依存やフィードバックへの過敏反応などのリスク

• ビッグファイブ (心理学) - Wikipedia
• 世界最大級のプライバシー事件「ケンブリッジ・アナリティカ問題」とは何だったのか
• Private traits and attributes are predictable from digital records of human behavior | PNAS
• Psychoinformatics / Computational Personality Psychology
• Digital Phenotyping
  • スマホの行動ログ（歩数・通話・夜間使用時間など）からBig Fiveを推定する研究が進行中。
    - 個人のストレス兆候を早期に検知し、医療・福祉領域で応用されつつある。
• MindDoc / Wysa
  • 神経症傾向の高いユーザー向けに、穏やかなトーン・小さな達成感を重視する
  • 「過剰通知」や「進捗比較」を避けることで、安心感を生む